アルビオーネを弾いてみましょう

弓の準備をしましょう

1.弓を張る(ヴァイオリン弓の張り方と同様です)

 写真のように左手で弓をしっかり持ち、弓の根元のネジを右に回して弓の毛を張ります

         

 この時、張りすぎに注意し、弓の中央部分と弓毛とのすき間を10mm程度にしてください

       

2.弓の持ち方

 写真のように指を丸い形にして持ちます
 手首は力を入れずリラックスした状態にしてください

         

アルビオーネの音を出してみましょう

  アルビオーネを水平なテーブル等に乗せましょう

  (立奏される場合は腕が自然に曲がるような高さにハードケースを使うなどして
   調整してください)

       

  弓は一番手前の弦1本だけ弾きましょう

  注意) 弓を水平にして3本の弦を同時に弾くと音が出にくくなります

      

アルビオーネの調弦をしましょう

   調弦して出荷していますが、運搬時の振動等によって
   多少の音の狂いが生じる場合があります

 アルビオーネは弦が3本張ってあります

 1番下の細巻線は下のソ、中央の鋼線と1番上の鋼線は真ん中のソの音に
 チューナー等を使って合わせて下さい

      
  

 練習が終わったら

 ◎乾いた柔らかい布で棹(さお)についた松ヤニの粉を拭き取りましょう

 弓元の手の触れる部分もよく拭いて、汗などの汚れを取り除きます

 ◎弓はネジをゆるめて毛の張りをなくした状態でケースにしまいましょう

        

  ※弓を使わない時、毛を必ずゆるめておきましょう

    弓の”反り”は加熱処理によるものですから、毛を張ったままにしておくと
    次第に本来のまっすぐな形に戻り、大切な棹の弾力が失われてしまいます

 ※楽器と同様に弓にもショックを与えないように気をつけましょう

 特に”頭”の部分はショックによって壊れやすいので要注意です

 ※演奏中に弓の毛が切れることがあります
    無理に毛を引き抜こうとすると他の毛も抜けてしまうので、
    ハサミなどで切るようにしてください